オービックビジネスコンサルタント（OBC）は6月12日、七十七グループの一員である七十七デジタルソリューションズ（77DS）と、東北・宮城県の顧客を中心に、地域経済の持続的成長に向けたデジタル化・DXを支援するため、ビジネスマッチング契約を締結したと発表した。


　日本の少子高齢化・労働人口の減少は大きな社会問題だが、とくに地域経済では経済規模の縮小に直結する深刻な課題となっている。地域経済の持続的成長を実現するためには、地域企業などのデジタル化・DXを推進することで新たな価値創造にチャレンジしていく必要がある。

　今回、OBCがビジネスマッチング契約を締結した77DSは、東北・宮城県を中心に、地域企業などの課題解決に向けてITベンダーと協力し、デジタル化・DXへの取り組みに伴走支援している。5年後・10年後の未来を見据えて、地域企業の身近な相談相手として、課題の見える化から解決、サポートまでワンストップで提供する強みを持っている。

　経理・総務などバックオフィスのDXを実現する「奉行クラウド」を提供するOBCと、地域企業に密着したITコンサルティングを提供する77DSが協業することで、地域企業のデジタル化・DXを推進し、地域の未来を見据えた価値創造を支援していく。

　具体的には、OBCと77DSが協力し、東北・宮城県を中心とした中堅・中小企業に対して、デジタル化・DXをバックオフィスから実現し、業務生産性の向上と強い経営体質をつくる仕組みの構築を支援する。また、めまぐるしく変化する制度やITについての最新情報をイベントやセミナーを通じて提供していく。