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OBC、「奉行AIエージェント 新リース会計識別クラウド」を8月中旬に発売
2025/07/18 15:48
新リース会計基準の適用によって、企業は契約内容を精査し、リースに該当する取引を網羅的に識別する必要がある。これは一度限りの対応ではなく、今後も新たな契約締結の都度、継続的な判断が求められる。OBCが6月に実施したセミナーアンケート調査では、「契約書の洗い出し」や「リースの識別」に課題を感じている企業が多いことが明らかになった。
こうした状況を踏まえ、OBCでは、契約書の内容からリースをAIが自動識別することで、「見落としがないか」「判断が正しいか」といった不安や迷いを軽減し、安心して適用に向けた実務に取り組める環境を提供することを目的に奉行AIエージェント 新リース会計識別クラウドを発売する。
主な機能として、契約書PDFをドラッグ&ドロップで取り込むだけで、AIが「資産が特定されているか」「経済的利益を得る権利を有しているか」「資産の使用方法の指図権を有しているか」の3要素をもとに、リースを含む可能性のある契約の識別をサポートする。
識別の根拠となる契約書の条文を抽出・出力することで、確認・判断が容易になり、監査法人や税理士への照会などにも活用できる。
識別された契約情報はCSV形式で出力可能。既存の固定資産管理システムや「固定資産奉行 V ERP クラウド」に取り込むことで、リース資産の登録業務を効率化する。
また、直感的な操作性により、誰でもすぐに利用を開始できるほか、アカウント数に制限がないため、拠点や部署を問わず全社での活用が可能。さらに、固定資産奉行 V ERP クラウドと併用することで、新リース会計基準に対応した実務プロセス全体を効率的に運用することができる。
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