ニュース

セゾンテクノロジー、社内データをAI Ready化するスクリプトテンプレート

2025/07/23 15:47

 セゾンテクノロジーは、生成AIのRAG(検索拡張生成)として読み込む社内データを事前加工する「HULFT Square」向けデータ連携スクリプト「AI前処理テンプレートシリーズ」10種類の提供を、7月23日から順次開始する。

 このテンプレートを利用することで、スプレッドシート、マニュアル、スキャンPDF、画像データ、音声データ、HTMLなど、社内に存在するさまざまな業務データから、タグなどの不要なノイズを除去したテキストの抽出や、非構造化データの構造化データへの変換、さらにはデータに適切なリレーションなどを付与することができる。社内データをHULFT Squareから生成AIを経由して、生成AIが参照しやすいデータに事前加工することで生成AIの回答精度は最大90%まで向上し、データ加工にかかる作業工数を50~60%程度省力化する。

 AI前処理テンプレートシリーズは、データ連携プラットフォーム(iPaaS)HULFT Square上で利用できるデータ連携スクリプトである「HULFT Squareアプリケーション」として提供される。

 社内データの種別に応じて10種類のAI前処理テンプレートシリーズを利用することで、「HULFT Square」経由で生成AIとデータを連携させ、テキスト抽出やデータ変換、データの意味づけなどの事前加工の作業を生成AI自体に任せることにより、RAGとしてデータを読み込むために必要な生成AIが理解しやすい状態に社内データを前処理することができる。

 テンプレートのラインアップは、「AI前処理 PDFからQA表作成」(7月23日提供)、「AI前処理 ExcelからQA表作成」(9月提供予定)、「AI前処理 JSONからQA表作成」(9月提供予定)、「AI前処理 XMLからQA表作成」(9月提供予定)、「AI前処理 HTMLタグの削除」(8月提供予定)、「AI前処理 特殊文字・記号の削除」(8月提供予定)、「AI前処理 PDFからテキスト抽出」(8月提供予定)、「AI前処理 画像からテキスト抽出」(8月提供予定)、「AI前処理 音声からテキスト抽出」(9月提供予定)、「AI前処理 エンベディング&ベクトルDB格納」(9月提供予定)の10種類となる。
  • 1

関連記事

セゾンテクノロジー、セブン銀行の「HULFT Square」導入事例を公開

セゾンテクノロジーの「HULFT Square」、フルサト・マルカホールディングスが導入

セゾンテクノロジー、Red Hat OpenShift対応「HULFT10」の提供を開始

外部リンク

セゾンテクノロジー=https://www.saison-technology.com/

「HULFT」=https://www.hulft.com/

週刊BCN×日本HP 特別企画

Windows 10サポート終了
「入れ替え時に今選ぶべきビジネス AI PCとは」

入れ替えるなら スマホのようにどこでもつながるHPのAI PC

× こちらから>>

入れ替えるなら オンライン会議が快適すぎるHPのAI PC

× こちらから>>

入れ替えるなら どこでも持ち歩ける頑丈なHPのAI PC

× こちらから>>

入れ替えるなら セキュリティ対策万全のHPのAI PC

× こちらから>>

入れ替えるなら サステナブル経営に貢献できるHPのAI PC

× こちらから>>