SaaS型営業管理システム(SFA)「GoCoo! SFA」などを提供するSALES GOは2026年、パートナービジネスを本格化させる。パートナープログラムを整備し、いくつかの企業との連携も具体化している。並行して、地方での拡販にも注力する考えだ。外資SaaS製品の機能の複雑化、利用料金の上昇を背景に、国産SFAへの関心は深まっているとみて、パートナーとともに市場の開拓を急ぐ。
12月19日に開催した報道向けオンライン説明会で、内山雄輝社長が方針を示した。
内山雄輝 社長
パートナープログラムは3階層のクラス制度で設計され、クラスに応じてPoC用環境の数が増える。最高位のクラスでは製品のOEM供給も受けられ、すでに商談が進んでいる。パートナーには定例のMTGや営業研修をはじめとする幅広いサポートを用意しており、内山社長は「単なる取り次ぎではなく、営業からインプリメントまでできるパートナーを増やしたい」と意気込む。
地方については、大阪、福岡、その周辺地域での活動に力を入れており、展示会を中心として積極的に露出を図っている。地方では製造業からニーズが強まっており、採用も広がっているとする。
同社によると、国内企業のSFA導入率は10%程度で、成長の余地は大きい。また、大手外資製品がAIなどの高度な機能を盛り込む一方で、その複雑さから機能を使いこなせない企業が出ているほか、利用料の上昇により、コスト面の課題が顕在化している。同社の調査では、SFAに求める要素として「コストパフォーマンス」や「使いやすさ(UI・UX)」をあげる企業が多く、外資製品と比べて安価な利用料だけでなく、直感的なUIや柔軟なカスタマイズ性、サポート体制などを強みに訴求を図る。内山社長は「コスパや使いやすさ、導入のしやすさは、SFA市場の一丁目一番地になる」と強調した。
(藤岡 堯)