結実の時

五十嵐泰彦 社長
 過去2年間、人材配置の最適化、研修体制や品質向上施策、新規事業など、継続的に構造改革を行ってきた。2011年度は、これまでの施策が成果として実を結ぶ「結実の時」を迎える。これにより、中期経営計画最終年度である11年度には、営業利益8%の確実な達成を目指したい。

 09年10月に、神奈川県川崎市の高津事業所にマネージドセンターを開設した。統合的な運用管理、監視を提供しているが、新規取引先を含む顧客からの引き合いが好調に伸びている。これを受けて、規模を拡大し、本社センターを改造し、11年2月にサブセンターとして稼働させる予定だ。

 また、09年から新事業として取り組んできた海外システム「ARIAS(アリアス)」も軌道に乗り始めた。11年4月からは、決済サービスと受付サービスをクラウドで提供する予定。IFRS(国際財務報告基準)関連で当社の銀行業向け総合資産管理システム「InsAsset(インスアセット)」もクラウド化の要望が高まっている。

 さらに、ウェブ型総合行政情報システム「Web Rings(ウェブリングス)」の販売拡大にも取り組む。WebRingsはこれまで保健福祉総合システムの実績が高く、他のシステムは導入が進んでいるエリアも限られていた。製品を拡充するとともに、ビジネスパートナーと組んで弱いエリアに重点的にアプローチすることで、「点」のビジネスから、「面」のビジネスとして営業を強化する。