新規客獲得で成長路線を敷く

是枝周樹 社長
 成長路線を突き進むには、新規顧客の獲得が不可欠だ。2012年は、新規顧客獲得によるさらなる成長を目指す。これまで、営業の行動を変える必要があると判断し、プロジェクトマネジメント・システムエンジニア育成研修やコンサルティング研修などを通じて人材育成を推し進めてきた。2010年度は、前年度比2.2倍の教育研修費をあてた。2011年度は、その1.5倍の予算を当てている。エンタープライズアーキテクチャを採用し、開発体制の強化にも取り組んできた。

 ERPの差異化を図るために、企業経営を最適化するのに最も有効であるとユーザーに評価してもらえる製品づくりを基本戦略としている。内部統制機能の強化や経営戦略の意思決定に影響を与えることができる管理会計の徹底強化を図っていく。

 クラウドについては、事業展開することは決定しているが、セキュリティや料金回収などの面をすべて勘案して、投資リスクを念頭に置いて考えていきたい。おそらく、他社のマルチプラットフォーム上で提供していくことになるだろう。企業規模に応じて提供方法を検討する。

 国内企業は、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)などの議論が起こるなか、グローバル化に対してどのように振る舞うべきかを考えなければならない。生き残るための戦略が必要となっている。それを手助けするERPを提供していく。