毎月、締日が近くなると経費精算に追われるという人も多いかと思います。日々手軽に入力するか、もしくは誰かに丸投げしたいくらいですよね。今回は、まさに丸投げできてしまう経費精算サービスを提供するBearTail(ベアテイル)の登場です。
Company Data会社名 BearTail
設立 2012年6月
所在地 東京都千代田区
事業概要 Dr.Walletの開発運営、Dr.経費精算の開発運営
URL:https://beartail.jp/ どんな会社なの? 
黒崎賢一
代表取締役兼CEO
コンシューマ向け、法人向けにお金を管理するサービスを提供してい
ます。
黒崎賢一代表取締役兼CEOが筑波大学情報学群に在学中に、2人のメンバーを誘って立ち上げた会社です。現在、コンシューマ向け家計簿アプリの「Dr.Wallet」、法人向けクラウド経費精算サービスの「Dr.経費精算」を提供しています。
「Dr.経費精算」について詳しく!従業員の経費精算業務を省力化するサービスです。
Dr.経費精算の機能としては、スマートフォンで撮影した領収書を、オペレータが本人に代わって入力する領収書の入力代行をはじめ、電子明細書の自動取得や交通費精算、会計システムとの連携機能などを用意。入力を代行するオペレータは2000人以上おり、撮影したものは「およそ2~3時間で、遅くとも24時間以内にはすべてデータ化します」(黒崎代表取締役兼CEO)。
また、平成28年度の電子帳簿保存法改正におけるスキャナ保存制度の要件緩和、スマートフォンでの撮影保存へも対応し、タイムスタンプ付与機能などの提供も行っています。
どんなビジネスモデルなの?月額980円から利用できます。
料金は社員一人当たり、月額980円から。BearTailが直接販売で提供しています。
昨年のリリース後、導入実績は、「上場企業を中心に160社」(同)に上るといい、幅広い業種業界の企業で利用されています。
今後取り組むことは?組織の拡大と関連ソリューションの充実を図ります。
「事業の成長性がみえてきた」と話す黒崎代表取締役兼CEO。そのうえで、今、力を入れているのが組織の拡大です。営業・マーケティングを中心に人材を集め、早期に100人体制にもっていくことを目指しています。
また、関連ソリューションとして、請求書の支払い申請・入力や出張手配の代行サービスも考えているとのこと。さらに機能強化を進めていく方針です。
よろしくBearTail
クラウド型の経費精算といえば、最近ではSAPグループのコンカーが、日本でもシェアを拡大しています。黒崎さんご自身も、コンカーをベンチマークとして見据えつつ、「例えるならコンカーは左ハンドル。ベースが米国仕様」と話し、国産のDr.経費精算は「日本の法制度やレシートの対応にも強い」とアピールします。
今、BearTailにおけるコンシューマ向けと法人向けの売上比率は半々程度で、今後は経費精算をメインに事業を進めていくとのこと。黒崎さんは「シェアナンバーワンを目指す」と意気込みます。BearTailは「Dr.経費精算」でイッポ前へ!