鹿児島県の奄美大島には、地元の公共団体からのシステム開発や、都市部からのニアショア開発を担う複数のSIerが存在する。かつては、各社がしのぎを削って地元の案件獲得に動いており、過度な価格競争になりがちだった。一方、島内SIerの多くは、都市部の大型案件を獲得するほどの体力をもっていない。改善策に取り組まなければ、島内のIT産業は衰退してしまう。そこで立ち上がったのが、ウイングジャパンの福山洋志代表取締役。奄美情報通信協同組合を設立し、組合として案件を受注できる態勢を整えた。(取材・文/畔上文昭)