年頭所感

労働ではなく、「価値」を売る

2018/01/10 09:00

週刊BCN 2018年01月01日vol.1708掲載

 2017年は、全セグメントで調子がよかった。業種別にみるととくに製造業で、当社の組み込み技術を生かすことができた。

鹿島 亨
社長

 今まではシステム開発という労働を売ってきた。人材確保が難しくなっていくなかで、これからは、次世代を担う人たちのために、少ない人数で利益を向上させることが可能なビジネスをつくっていく。つまり、労働ではなく「価値」を売るということだ。

 当社の自社IP製品ビジネスで、IPが生み出す価値に対してお金を払ってもらっているように、価値を製品・サービスというかたちにして、ビジネスを展開していくことに力を入れる。これは昨今の労働生産性向上の動きと軌を一にするものだろう。

 例えば、「自社IP製品ビジネス×海外ビジネス」として、自社IP製品を市場が膨らむ海外に展開している。欧米、ASEAN、中国などにずっと昔から投資してきたが、最近はセルビアに注目していて、次の成長に期待して現地に拠点も設けた。

 昨年11月に、SRAは創業50周年を迎えた。これまでのなかで変わったものもあるが、不変のこともある。われわれが過去に学んできた価値ある知識・経験を役に立てられる領域はいくらでもあるだろう。旧来型のシステム開発ばかりでなく、新しいビジネスモデルに乗り出すべきだと、先の50年を見据えて思っている。すべてのものがつながるIoTの世の中で、みんなにとってわかりやすく安く広く使えるようなものを提供していきたい。
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外部リンク

SRAホールディングス=http://www.sra-hd.co.jp/