この3年ほどの状況をみると、はじめの2年間は苦しんだが、直近の1年はようやく回復してきた実感がある。親会社である大塚商会の直販部隊が、ERPを売る体制を強化したことが結果に直結している。彼らにとっては、基幹系の商材をしっかり売ることで、インフラ側の商材も合わせて売れていくという効果も期待できる。顧客との長期にわたる関係構築という面でも基幹系の商材は重要な役割を果たすわけで、使命感をもって積極的に提案してくれているのが大きい。

201801161538_4.jpg

宇佐美愼治
社長

 製品ラインアップの面では、2017年9月に発売した9年ぶりの新製品「SMILE V」のビジネスが非常にスピーディに立ち上がっており、手ごたえを感じている。17年11月の段階で、案件の5割はSMILE Vが占めており、瞬く間に当社の主力製品としての地位を確立した。SMILE Vの開発にあたっては、プラットフォームを刷新し、当社のもう一つの主力製品群である統合グループウェア「eValue」シリーズとの共通プラットフォーム化を実現した。eValueは、次期バージョンアップ時にSMILE Vに統合する方針であり、18年は、統合製品としての価値を市場に強く打ち出していく。

 業務ソフトには、品質、機能、性能、サポートなど、いろいろな評価軸があるが、あらゆる面でより上質な製品、サービスを目指していくことを、SMILE Vのビジネスでは徹底していきたい。大塚商会との連携が重要なのはもちろんだが、他の販売パートナーのビジネスも、マーケティングを含めて支援していく。