横のつながりを重視した経営をしていく。これまでの発注者・受注者の関係だけでなく、対等な協業(コラボレーション)も増やしていくという意味で、2019年のキーワードは「コラボレーション・ハブ」とした。より踏み込んで、当社が企業や団体とのコラボレーションの轂(こしき)=ハブの役割を担っていくことで、協業の輪を大きくしていきたい。

井上貴功
社長
 例えば、当社が独自で開発してきた勤怠管理システムでは、社会保険労務士の先生方と連携して長時間労働を防いだり、蓄積したデータから休職者や退職者を予測したりしている。人手不足が続く中での人員減は企業経営にとって大きな課題。労務管理のプロである社労士と協業して、こうした課題を解決し、従業員の健康管理、さらには企業の健康経営に役立つようにしている。

 また、日本マイクロソフトの「Office 365」と連携する会議室管理や、ブロックチェーン技術を活用した企業内ソーシャルメディア(SNS)の活性化など新しい分野への進出にも力を入れている。SNSに投稿すると仮想コインが増えてモチベーションが高まる仕組みだ。今後は、有給休暇の消化率が高い人や、残業を減らした人の仮想コインが増える仕組みの導入も検討している。

 昨年12月に東証二部から東証一部に昇格することができた。今後も技術やマーケティング、産学連携、出資、新事業創出などの分野で、企業や団体との横のつながりを深め、ビジネスを一段と伸ばしていく。