売り上げ、利益ともにバランスの取れた成長と経営を目指し、Balanced Growth(均衡成長)を今年の目標とする。

波多野 徹
社長
 グローバル市場向けの取り組みとして、昨年は北米のディストリビューターを1社に絞った。ディストリビューターと情報を共有することで、消耗品がリセラーからエンドユーザーに届くまでを把握、コントロールしやすくなった。パートナープログラムも絞り込むことができ、ビジネスは好調に推移している。今後は欧州でも集約化を図っていく。欧州は複数の国があるので、米国のように1社に絞ることは難しいが、一つの経済圏として捉えていきたい。

 国内では医療、流通に加え、製造業向けの提案に注力する。製造の現場向けにはカラーラベルプリンターを推していく。OKIデータのラベルプリンターはインクではなくトナーを採用しているので水に強く、屋外などの過酷な環境で使う印刷物に対応できる。こうした現場に届けるには従来の事務器ルートでは難しいと思うので、SIerの開拓を進めている。業界に強いSIerに供給し、彼らのソリューションとしてエンドユーザーに届けてもらう。今後はこうした案件が増えていくと予想している。

 業種特化型の話を中心にしたが、オフィス向け製品の売上比率は依然として大きい。ここも強化していく。現在、新製品の開発に着手している。耐久性、性能、ファーストプリントの速さなど、他社と競えるOKIの強みを出せる製品を作っていく。