NTTと日本IBMの折半出資の当社は、1月21日付で株主の持株比率が代わり、NTT持ち株会社の連結子会社となる。新しい出資比率は、NTTが65%、日本IBMが35%。現在提供中のサービスや営業体制、顧客サポートの体制に何ら変更はないが、これにプラスして今後はNTTグループの一社としてグループの相乗効果を高めるビジネスも増やしていきたい。

廣瀬雄二郎
社長

 例えば、NTT東西地域会社は全国津々浦々に多くの優良顧客を抱え、デジタル変革の支援ビジネスに力を入れている。当社のAI活用やデータ分析の知見と相性がよく、相乗効果が見込みやすい。

 直近の例を挙げると、当社はオートバックスセブンの高齢者向けに対話型AI技術を活用した見守りサービスのアプリケーション部分の開発やクラウド基盤を提供している。AIはNTTグループのAI「corevo」の技術を応用したNTTドコモの「ドコモAIエージェントAPI」を採用。最新のデジタル技術を活用して新しいビジネスを創り出すデジタルトランスフォーメーション(DX)領域で、NTT東西との連携を深めていきたい。

 DXを通じて最終的に創り出さなければならないのは、これまでになかったような革新的な顧客体験(CX)であるという意味を込めて、キーワードでは「DXでCXを革新する」とした。当社のAI活用やデータ分析の強みを生かしてユーザー企業のDXを支援し、その先のエンドユーザーの新しいCXを創出。DX関連ビジネスの伸びにつなげていく。