企業動静
企業動静 2024年12月2日付 vol.2039
2024/12/03 09:00
週刊BCN 2024年12月02日vol.2039掲載
買収
米Red Hat(レッドハット)生成AIの推論ワークロードを高速化するソフトウェアとアルゴリズムのパイオニアである米Neural Magic(ニューラルマジック)の買収に関する正式契約を締結。組織独自のニーズを満たすAI戦略の構築に貢献へ。
11月22日
出資
日鉄ソリューションズ為替リスク分析などを行うクラウドサービスを提供するトレーダムに出資。それぞれのソリューションをより密に連携させ、顧客のさらなるDX実現を支援。両社の事業領域やソリューションを生かしたシナジーを創出するべく、協業に関する協議・検討を実施。
11月18日
提携
伊藤忠テクノソリューションズとPKSHA Communicationコンタクトセンターの問い合わせ業務の効率化や、オペレーターの負荷軽減につながるサービス提供を目的に協業を開始。コンタクトセンターを運営する金融や小売り、通販、飲食業を中心に展開し、3年間で20億円の売り上げを目指す。
11月18日
富士通と独SAP Fioneer(エスエーピー・ファイオニア)
保険業界の顧客のDXを支援するため、パートナーシップ契約を締結。富士通は、保険の基幹業務をパッケージ化したクラウドベースプラットフォーム「Cloud for Insurance」の日本向け製品を開発するなど、SAP Fioneerと商品企画・開発・マーケティングの面で連携し、金融機関のDXを推進する施策を展開。
11月18日
クニエとみずほ銀行
企業におけるサプライチェーン途絶リスクマネジメント支援に関する業務提携契約を締結。自然災害やパンデミック、地政学リスクなどを想定。個別に行われてきたサプライチェーンマネジメントコンサルティングと銀行による支援を連動。
11月18日
QuemixとSCSK
実用化が期待される量子コンピューターの社会実装に向けた研究開発の加速と、材料計算市場での事業拡大を目的とした資本業務提携を締結。これまで培ってきた知識やノウハウ、ソリューションを含めたリソースを組み合わせ、材料計算分野と量子コンピューター技術に貢献する活動を共同で推進。
11月18日
デロイトトーマツグループと中外製薬
量子コンピューターの社会実装が望まれている創薬分野で、合理的な薬物デザインへの量子コンピューターの適用に向けた実証を開始。将来、必要になる量子ビット数などの推定と、ハードウェアの開発・進化のロードマップを組み合わせ、実用化の時期の見極めと早期化に向けたソフトウェア技術の開発を推進。
11月19日
ウイングアーク1stとenechain
販売契約を締結。ウイングアーク1stは、enechainが提供するGX人材育成に特化したeラーニングサービス「gCamp」の販売を開始。今後、ほかのプロダクトとCO2排出量可視化プラットフォーム「EcoNiPass」の連携を視野に協業。
11月19日
マネーフォワードと三井住友信託銀行
民事信託サポートシステム「信託の蔵人(クラウド)」を共同開発。民事信託の受託者に対し、信託財産の管理や報告書類の作成などの信託事務をサポート。マネーフォワードのサービスを支えるコアテクノロジーであるアカウントアグリゲーション基盤を活用。12月2日から提供予定。
11月20日
NTTドコモとNTT、フィンランドNokia(ノキア)、韓国SK Telecom(SKテレコム)
国内で初めて34.8GHz帯の電波を飛ばし、AI技術を活用した第6世代移動通信方式(6G)無線技術の実証実験を実施し、屋内環境で従来と比較して通信速度を最大18%向上できることを確認。同技術を発展させることで、伝搬環境に応じて変復調方式を最適化。多様なユースケースに対して通信品質を向上するなどの効果を期待。
11月20日
イスラエルBridgewise Analytics(ブリッジワイズ・アナリティクス)と楽天証券
パートナーシップ契約を結び、楽天証券の顧客に向けてAIを駆使した投資情報サービスの提供を開始と発表。提携の一環として、1100万人を超える楽天証券の顧客は来春から、楽天証券でブリッジワイズの投資情報サービスが利用可能に。2025年にはさらに革新的な追加の機能が導入される予定。11月21日
大塚商会とオービックビジネスコンサルタント(OBC)
協業を開始。大塚商会の企業DX推進基盤「DX統合パッケージ」とOBCの「奉行クラウド」をデータ連携。企業の業務DXニーズに対応したソリューション「DX統合パッケージ with 固定資産奉行クラウド」を12月下旬から提供。資産取得申請から計算、申告業務までの一連のプロセスを省力化。
11月21日
ノバセルとアタラ
デジタルマーケティング領域での企業支援・サービス提供の強化を目的に業務提携。データサイエンスやAIを含めたデータエンジニアリングの活用による新たな計測・分析・プランニング手法の推進に向けて、アタラの杉原剛代表取締役CEOと、石永孝士・マネージングディレクター/シニアコンサルタントが、ノバセルのエグゼクティブディレクターに就任。
11月21日
インターネットイニシアティブと千葉県白井市
より一層の教育振興や地域DXの推進を目的とした「包括連携協定書」を締結。白井データセンターキャンパスが立地する同市との相互連携を発展させ、教育振興や地域DXを推進。
11月22日
日本IBMと京都市
京都市の地域の課題を、生成AI技術などの先端テクノロジーを活用したスタートアップのソリューションで解決を目指す支援プログラム「IBM BlueHubプログラム in Kyoto」をスタート。11月22日から募集を開始し、審査を経て選出されたスタートアップ5社に対し、IBMは、多様な専門性や知見、協力投資家とのメンタリング機会の提供などを通じて支援。
11月22日
あいおいニッセイ同和損害保険と野村総合研究所
保険商品の販売に関わる募集文書を生成AIが点検するツールを開発し、12月から運用を開始。年間約8000件申請される保険募集文書の初期点検業務にかかる時間を半分に圧縮し、約4000時間分の効率化を期待。
11月22日
事例フラッシュ
SAPジャパンIHIが、人事クラウド「SAP Success
Factors」の機能の一つである給与管理システムをグループ会社を含む従業員2万5000人を対象に稼働を開始。タレントマネジメントと人事管理、給与計算をSAP SuccessFactorsで統合し、各種人事データの流れをシンプル化。
11月18日
キヤノンマーケティングジャパン
みずほ銀行に対し、金融DXを支援する本人確認支援ソリューションを活用した本人判定サービスを構築。同行はソリューションの技術を活用し、店舗窓口での本人確認書類の真がん判定の運用を開始し、偽造された本人確認書類で他人になりすまして不正に口座が開設されることを未然に防止。
11月18日
独Celonis(セロニス)日本法人
日本たばこ産業が、セロニスのプロセスマイニングソリューションを導入し、短期間で業務を可視化するダッシュボードを構築。サービスリードタイムの短縮など、設定したKPIの達成に向けた業務改善を実現。業務プロセスの可視化と分析を容易に行える点や、ほかの競合ソリューションと比較して機能面の優位性を評価。
11月19日
英Sophos(ソフォス)日本法人
生産技術代行商社のヤスヒラ(兵庫県姫路市)が、「Sophos Managed Detection and Response Completeサービス」を採用。既に導入していた「Sophos Firewall」を補完。2023年の導入から現在まで1件もインシデントに遭遇しておらず、大きな安心感を獲得。
11月19日
NTTデータイントラマート
JR九州が、クラウド型調達・購買システム「intra-mart Procurement Cloud」を採用して契約管理システムを刷新。年間5000件超に上る契約手続きがワンストップで完結。契約書の起票から決裁までのリードタイムを大幅に短縮するとともに、電子契約の利用率を向上。
11月19日
Sansan
東洋建設が、インボイス管理サービス「Bill One」を導入。請求書業務をデジタル化することで、建設現場全体の生産性向上や、会計処理の遅延リスク低減を期待。送り先住所を都度変更する手間がなくなるため、請求書を発行する取引先の業務効率化にも貢献。
11月20日
インフォマート
上智大学を設置する上智学院が、雇用契約書のデジタル化による人事業務の効率化やDX推進を目的に「BtoBプラットフォーム 契約書」を採用。非常勤講師の雇用契約書から導入をスタート。契約書のフォーマットを複数作成することが可能なため、今後は職員にも導入して活用の幅を拡大。
11月22日
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