米ヒューレット・パッカード(HP)と米コンパック・コンピュータの合併にともない発足予定の“新生HP日本法人”の首脳人事が先週までに決まった。高柳肇・コンパックコンピュータ社長が新生日本法人の社長に、寺澤正雄・日本HP社長が会長にそれぞれ就任する。

 曲折を経ながらも、ようやく成功に漕ぎ着けた今回の合併が日本市場に与えるインパクトは少なくない。当然、BCNとしても日本法人の首脳人事には多大な関心をもって成り行きを注目してきた。

 人事の進捗を知るには、直接当事者に会って話を聞くのが一番だ。何度かご自宅にまで押し掛け、インターホン越しに家族の方にご対応頂いた。だが、いつも返ってくる言葉は「いつ帰るか分かりません」。とくに高柳氏のご帰宅は遅かった。夜にもかかわらず、対応して頂いた家族の方には誠に頭が下がる思いである。

 では一体、高柳氏は夜遅くまで何をしていたのか。恐らく合併にともなう煩雑な作業に忙殺され、夜を徹して仕事に埋没していたのだろう。合併後の人員配置は、円滑な組織運営を実現させるために非常に重要な事だ。これは頭を悩ませる作業に違いない。高柳氏のご帰宅時間が遅くなるのも仕方ないと思うのである。