旅-経営者の目線-
<旅-経営者の目線->41.オーストラリアの旅 I-(2)メルボルン
2003/11/17 15:27
週刊BCN 2003年11月17日vol.1015掲載
メルボルンはオーストラリア第2の都市で人口300万。気候温暖で緯度で言えば北の新潟に相当する。開放的なシドニーと違って、保守的でヨーロッパ風を色濃く残す優雅な街で、ゴシック様式やビクトリア朝の趣ある建物がいくつも見られる。
ここは大小いくつもの美しい庭園や公園があり、その面積は市の4分の1にも及ぶという。ここの6月は日本の12月なので、広大なフィッツロイ庭園内で、黄ばんだ大樹の間を散歩する気分は甚だ爽快であった。
庭園内にキャプテン・クックのコテージがあった。石と煉瓦のこじんまりした建物でイギリスから移築した彼の生家である。
メルボルンからバスで2時間、フェアリーペンギンの行進を見にフィリップ・アイランドに向かう。途中コアラの保護区で、ユーカリの林の中で野生のコアラが樹上にいるのを発見、カメラに収めた。
フィリップ島の海岸に着き日没を待つ。やがて辺りが薄暗くなる頃、突然多数の小ペンギンが海から砂浜に現れた。
そのうちに各班ごとに20羽ぐらいが一団となって、砂浜をヨチヨチ歩き出し、われわれの足下すれすれに進んで、小高い草むらの中の無数の穴に消えていった。
あまりにも無警戒な、その自然な歩みに深く感動した。フラッシュが使えないので、この眼に強く焼き付けた。帰路集合地で、同行者に夜空に輝く南十字星を指さしながら、感動の夜を過ごした。
翌日はカーソンホールでメーカー主催の表彰式があり、華やかなフィナーレを飾った。
メルボルンはオーストラリア第2の都市で人口300万。気候温暖で緯度で言えば北の新潟に相当する。開放的なシドニーと違って、保守的でヨーロッパ風を色濃く残す優雅な街で、ゴシック様式やビクトリア朝の趣ある建物がいくつも見られる。
続きは「週刊BCN+会員」のみ
ご覧になれます。
(登録無料:所要時間1分程度)
新規会員登録はこちら(登録無料)
ログイン
週刊BCNについて詳しく見る
- 注目のキーパーソンへのインタビューや市場を深掘りした解説・特集など毎週更新される会員限定記事が読み放題!
- メールマガジンを毎日配信(土日祝をのぞく)
- イベント・セミナー情報の告知が可能(登録および更新)
SIerをはじめ、ITベンダーが読者の多くを占める「週刊BCN+」が集客をサポートします。
- 企業向けIT製品の導入事例情報の詳細PDFデータを何件でもダウンロードし放題!…etc…