1月16日からTBS系列でオンエアが始まったテレビドラマ「Mの悲劇」。このドラマの撮影に大塚商会が一役買っている。

 稲垣吾郎さん演じる主人公が勤める警備会社ビルの撮影は、東京千代田区・飯田橋にある大塚商会の本社ビルで行われているのだ。業務に支障がないように、週末の土・日に限定して、昨年12月中旬から撮影がスタートしたという。

 大塚商会が本社を水道橋から現在のビルに移してから約2年。大塚商会によれば、撮影協力は今回が初めてではないそうだ。本社移転後、ドラマや映画の撮影依頼は数件寄せられていたとか。

 条件が合わず、実際に撮影に使われたケースは少ないようだが、それでも、ドラマ「奥様は魔女」や「CanCam」などのファッション雑誌の撮影に本社ビルを提供していたという。

 宣伝効果や、取引先や顧客との商談の際、会話のネタとしても使え、企業価値も高まる。マスコミの撮影に協力することで得られるメリットは小さくなさそうだ。

 今回の撮影は週末限定で、年末の多忙な時期からのスタート。しかも、撮影は早朝のまだ日も昇らない冷え込んだ時間からがほとんど。テレビに映し出される本社ビルで宣伝効果を出せる裏には、撮影に立ち会っている広報担当者の画面には映らない苦労が生きている。