前回、クラブセッティングの基本は、クラブ間の距離にギャップがないようにすることと、打てない難しいクラブは持たないようにすることだと言いました。

 打てない難しいクラブというのは、だいたいにおいて距離を出そうとするクラブです。ロフトの立っているフェアウェーウッドであり、ロングアイアンが多いと思います。10回打ってたった1回しかきちんと当らない確率の悪いクラブでゲームは作れませんから、まずは抜いたほうが良いでしょう。

 そしてドライバー以外で、一番距離が出て、かつある程度安心して打てるクラブの距離をベースにして、クラブをセットしていきます。その場合、各クラブの距離の間隔がなるべく均等になれば申し分ありません。セットについてきた3番ウッドは思い切ってはずしたり、3番アイアンの代わりに7番ウッドや9番ウッドを入れてもいいでしょう。

 逆にショートゲームにこだわってウェッジを4本入れることもあるかもしれません。いずれにせよ個性的なセッティングになるはずです。

 最後に、こうしてセッティングされたクラブのチェック方法をお教えします。もし、台所で使用するハカリがあれば、各クラブの重量を計ってみてください。これは自宅で簡単にできます。

 このチェックの大事なポイントは、長いクラブほど軽くなければならないということです。これが逆転していると、トップしたりダフッたりする原因にもなります。

 例えば、ドライバーより3番ウッドが軽い、5番ウッドより3番アイアンが軽い、または7番アイアンの方が6番アイアンより軽い、といった結果が出たら要注意です。

 スペックにこだわりすぎるのも、良くありませんが、クラブの重量は長いものから短い物までスムーズにつながっていく方が無難です。さあ、後はコースへ出て、クラブを信じてスイングするだけです。



[ナカシマケンジ]
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1955年生まれ。79年、留学先の米ユタ州で本格的にゴルフを始める。95年、オーストラリアのシドニーに移住。99年、ゴルフのカスタムフィッティングの店「K's Golf」開店。