コンピュータのハードウェアではもう何年もBTO(Built To Order)という生産方式がとられている。BTO が流行する理由は簡単で、不要な機能をコンピュータに持たせないことでコストを軽減することが目的だ。しかし、最近この構図に問題が出てきていることに皆さんは気がついているだろうか。

 最近は各コンポーネントの価格が低下しているために、生産ラインを使って種類の多いBTO生産をするより、すべての機能を最初から盛り込んだハイスペックマシンのほうが、コストが安いのだ。バリエーションを最小限にすることには、コストの軽減以外に、サポートが簡単という別のメリットがある。米国で最も利益を出している航空会社 Southwest Airlineは、所有の飛行機をすべてBoeing 737に統一してメンテナンスコストを軽減した。コンピュータ業界でも、50種類の機種を25種類に絞り、使っているパーツを統一すれば、いうまでもなくサポートコストを軽減できる。BTOでコスト軽減ができないなら、少ない機種の大量生産を見直す時期にきているのではないか。(サンノゼ発)