「次のビル・ゲイツは米国ではなく中国か日本から生まれる可能性が高い」─アメリカ人の大半がそう考えていることが最新の世論調査で分かった。これは調査会社のZogby/463が、成人1203人を対象に昨年12月初旬に行ったものだ。

 ハイテク分野で世界の頂点に立つ起業家の出身国予想では、中国(26.7%)、日本(22.4%)、米国(20.8%)、インド(13.0%)の順。一方、年収10万ドル以上の高所得者層では米国、インド、中国の順で、米国優位への揺ぎない自信が読みとれる結果が現れた。

 「次のゲイツはもう生まれている。その偉大なアイデアが開花するようイノベーションと起業精神、チャンスを提供している国がどこかは、時が教えてくれるだろう」。同社のトム・ガルビン氏は講評でこう述べた。

 調査では「平均的な国会議員より12歳児のほうがネットに詳しい」との回答が83%にのぼったほか、「ネットより活版印刷のほうが偉大な発明」との回答率では白人が69%、黒人が57%、ヒスパニック系が47%、アジア系は12%。アジア系がネットに大いなる可能性を見いだしている点が興味深い。(サンフランシスコ発:ジャーナリスト 市村 佐登美)