Letters from the World

変貌するバンガロールの近郊

2007/02/26 15:37

週刊BCN 2007年02月26日vol.1176掲載

バンガロールはインドのなかで最も急成長した都市として有名である。海外を含む多くのIT企業が数多く存在、インドのシリコンバレーともいわれる。

 人口は1961年には120万人だったが、現在は600万人を超えて、インド第3位の大都市になった。しかし、公害と電力不足が深刻なうえ、ソフトウェアの人材コスト増やオフィスなど不動産価格の急騰を招き、最近は多くのIT企業がバンガロールを逃げ出し、近郊のマイソールやマンガロールへ移転している。

 インドのソフト企業として初めてナスダックに上場したことで有名なインフォシス(Infosys) は、マイソール郊外に270エーカーの土地を買い占めて、そこにマイソールキャンパスをスタートさせた。

 実際に訪れてみて驚いた。キャンパスは不必要なほど大きい。4500人の社員教育が可能な設備や図書館が備わっているほか、VIPのためのヘリポート、3つの映画館、2300室の宿舎施設などすべての面でケタ外れのスケールだ。

 実際、 インフォシスがマイソールに移転してきてから他の大手ソフト会社も次々にこの動きに追随、このあたりの土地が急激に上がりだした。(バンガロール発:アコードインターナショナル 原 真)
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