情報サービス産業協会(JISA)の存在をどれだけの人が知っているのだろうか──。

 NTTデータの浜口友一社長は、JISA会長の就任に当たって、一般社会における認知度の低さを危惧する。

 先日の全日空のシステムトラブルにしても、「プロ集団であるJISAが何かコメントすることはなかったか。そもそも誰もJISAに意見を求めようとしなかったことも問題」と、存在感の薄さを嘆く。

 これまで業界や政界への働きかけには熱心だったJISAだが、「もっと社会全体に広くメッセージを出していく必要がある」と、方針転換を指示。

 “3K職場”と揶揄されて久しいものの、例えば子供がなりたい職業を体験できるテーマパークの「キッザニアでちゃんと自分たちの職業を表現でき、魅力を感じてもらえるのか」。社会全般に対する地道な広報活動を続けてこそ、情報サービス産業の地位向上が図れると考える。