いわゆる100ドルパソコンとかOLPCと呼ばれ、主に開発途上国向けのPCが本格的に台湾市場に投入されてきた。ノートPC最大手のQuantaに続き、ASUSTekが「Eee」という名称で発表した低価格のノートPCはインテルのチップとLinux OSをフラッシュメモリベースで実行するというもの。価格は7999台湾ドル(約2万8500円)から1万3800台湾ドルまで。同社によると、2008年に380万台の受注が決まっているとのことだ。

 ライバルのQuantaはAMD製のGeodeチップを使用しているので、水面下のマテリアルサプライヤーの競争とも垣間みれる。OSはいずれも当初はLinuxとオープンソースのアプリを使う。

 QuantaのOLPCはすでにウルグアイなどに出荷されている。価格は、目標の100USドルにはまだ及ばず、実際には199USドルの価格になっている。

 90年後半のデスクトップPC全盛期の台湾ではAcerとMitacがしのぎを削っていたが、ノートPCや携帯電話の時代を迎えるとASUSTek、Quanta、HTCあたりに顔ぶれは交代した。

 ASUSTekのJonney Shih会長は低価格ノートPC市場は、2010年までに20%を占めるだろうと予測している。(台北発)