米国では11月下旬の感謝祭からクリスマス、そして新年までが長いホリデーシーズンとなる。一般消費もこの時期に大半が集中しプレゼントや旅行へと、市民の財布はここぞとばかり、その口を緩めることとなる。

 そして、すでにクリスマス商戦は始まっている。莫大な量の広告宣伝活動は10月初旬からスタートしており、大手流通を中心に各販売店はいかに魅力的な目玉商品を揃えているかを必死でアピールし続けている。

 そんななか、IT分野の目玉商品は、HD-DVDとブルーレイディスクの規格争いを巡る動きが中心となりそうだ。大画面テレビとプレーヤー、そしてコンテンツ・ソフトをひとまとめで売ることができるわけだから、争いも熾烈になろうかというものだ。ウォルマートやベストバイといった大手量販チェーンを巻き込み、一大戦争の様子を呈しつつある。

 すでに両陣営はそれぞれの思惑をもとに様々なキャンペーンを開始した。店頭でのキャンペーンやデモンストレーション。そして目玉商品に設定されたゲリラ的価格のハードウェア類。もしかしたらセールが終わる年明けには、どちらかの規格が衰退するかもしれない。(ニューヨーク発)