立ち話

アイエックス・ナレッジ 安藤文男社長

2008/06/09 15:38

週刊BCN 2008年06月09日vol.1238掲載

 アイエックス・ナレッジは5月26日、2008年3月期の決算説明会を行った。  今期は売上高186億1900万円、営業利益9億4200万円、経常利益9億7800万円、当期純利益が5億7500万円となった。中間期予想では、売上高190億1600万円、営業利益10億5800万円、経常利益11億100万円、当期純利益が6億300万円と予想していた。これに対し安藤文男社長は「予想より減少した。第4四半期スタートの案件などが今期にずれ込んだことが理由としてあげられる」と説明。

 計画を若干下回ったものの、増収増益の要因としては、子会社合併による売り上げ拡大、プロジェクト管理などの強化をあげた。

 同社の達成した当期純利益5億7500万円は過去最高額となる。だが、安藤社長は「過去最高益は達成したものの、水準はまだ引き上げる必要がある」との姿勢を示し、受注体制強化のために技術者の確保を重視する方針だ。
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