「世界共通の戦略を立案しながら、各地域に根付いた施策を打つ」

 こう発言したのは富士通のリチャード・クリストウ・経営執行役上席常務海外ビジネスグループ長(写真)。世界市場で戦うための基本戦略という。クリストウ氏は、富士通の取締役および経営執行役のなかで唯一の外国籍だ。富士通はITサービスの世界市場でIBM、HP(EDS含む)、アクセンチュアに次ぐ4位。海外子会社を持つような日本のユーザー企業は、一様に各国に点在する子会社の情報システムの“お守り”に手を焼いているようで、9月下旬、この悩みを解決する5つの運用系メニューを用意し戦略サービスとして売り込むつもりとか。世界ビジネス戦略に特化して説明するレアケースの記者会見で、クリストウ氏の言葉にも力がこもっていた。