●2004年3月8日 vol.1030 9面にて報道

 世界トップのネットワーク機器メーカー、シスコシステムズの日本法人は2003年頃まで、国内大企業をターゲットに据えて販売展開していた。しかしその翌年、中堅・中小企業(SMB)市場の開拓に乗り出す。週刊BCN(04年3月8日号)では、同社が“SMB攻略”の第一弾としてパートナー支援ウェブサイトを開設していたことを単独取材で聞き、これを報じている。

 同社はそれまで、CTCなど1次契約パートナー26社を通じ大企業を中心に拡販をしていた。だが、さらなる市場開拓の必要性を感じ、26社の2次店として地場SIerなどの開拓を積極化。SMBにシステム構築の実績がある約5000人の会員を獲得することから始め、販売網を拡大することを目論んだ。

 当時、ルータ、スイッチなどネットワーク機器のSMB向けでは、「製品が低価格でサポートが充実している」との評判があったアライドテレシスの製品がシェアを獲得していた。

 SMB市場に本格参入したシスコは、母体が大きくアライドテレシス並みのケアを「ボリュームゾーン」の販売を支えるSIerに施せるか未知数だった。だが現在ではこれを凌駕するまでになっている。(谷畑良胤)