▽…4月1日で社長就任1年を迎えた樋口泰行社長。世界経済の低迷で厳しい環境ではあるが、「夏からIT需要は回復するのではないか」との見解を明らかにした。個人市場・法人市場ともに夏からIT産業は元気を取り戻し、年末商戦は活気づくとみる。「底が見えない」「09年は沈滞ムード」というネガティブ指向の経営者が多いなか、ソフト最大手トップの見通しは明るい。

▽…マイクロソフトの日本法人は、他国法人に比べて「PC向けOSと『Office』の販売額が大きい」。売り上げはPCの売れ行きに左右される。樋口社長は国内のPCマーケットの動向に神経を尖らせており、先に発表された電子情報技術産業協会(JEITA)のPC出荷台数前年同月比値が、2月に20%以上も下がったことを心配している様子。ただ、新OS「Windows 7」について、「今までで最も良いOS」と期待と自信を示す。厳しい環境ではあるが、あくまでポジティブだ。(木村剛士)