●2002年8月19日 vol.953 9面にて報道

 NECグループ会社最大のSIer、NECネクサソリューションズは、前身をたどるとオフコンディーラーとしてハードウェア販売を主体に事業展開していた。2001年にはグループ5社が合併し、現在に至っている。合併の翌年、「週刊BCN」(02年8月19日号)では、「eサービス」と同社で呼称するトータルベンダーに変革することを当時の取締役から聞き出し、報道した。

 当時、新しいコンセプトとして掲げた「eサービス」とは、合併した各社のシナジー効果を出すため、「サービスによる売上比率の高い企業を目指す」というもの。業務・業種アプリケーションやサービス、サポート、ASPなどをトータルで提供し、ハードに比べ収益率の高い領域を伸ばそうとする計画だ。

 それまでは、ハードとノンハードの比率が55対45で、パソコンやサーバーなどハードの売上比率が上回っていた。このノンハード比率を02年3月期中に6割に上げる見通しを示すなど、他社に先行した展開を見せていた。

 現在、同社では「成果報酬型」のSaaSを基軸にサービスを拡充している。推測だが、ノンハード比率は6割を超え、8~9割に迫っているはずだ。(谷畑良胤)