▼自動運転カーが普及すれば、運転免許証が不要になる。運転操作が不要なので、運転免許証の交付関連を生活の糧としている人たちからの抵抗は大きいはず。自動運転カーが普及するうえでの阻害要因となるに違いない。

▼マイナンバー(社会保障・税番号)制度で導入される「個人番号カード」では、健康保険証などのカード類を一元化する「ワンカード化」がIT総合戦略本部で検討されている。マイナンバー制度によって整備された行政サービスを受けるには個人番号カードの提示が必要だとすれば、携帯することになるカードのワンカード化はありがたい。

▼ワンカード化にあたって、早くも抵抗しているのが警察庁だ。参議院でのワンカード化に関する質問に「慎重に対応」と答えている。運転免許証の交付で得る既得権益を失うことを避けたいのではないかと、うがった見方をしてしまう。

▼個人番号カードの発行手数料は、初回については無料を予定している自治体が多い。2回目以降の料金はどうなるのか。個人番号カードが、運転免許証の交付手数料の妥当性を検討するきっかけになるかもしれない。(風)