およそ半年ぶりに遼寧省大連市に出張した。ホテルから訪問先までタクシーで移動しようとしたのだが、帰宅ラッシュの時間だからか、なかなか掴まらない。仕方なく、タクシーが多そうな通りまで歩いてみたところ、偶然にも地下鉄を発見した。

 大連では、5月22日に初めて地下鉄が開通。現在は、東西を結ぶ2号線の17駅間だけの試験運行ではあるが、年内には南北を走る1号線も開通し、全長38.4km、計34駅となる見込み。市中心部の渋滞緩和が期待される。

 このほかにも、2015年には江西省南昌市、福建省福州市でも初めて地下鉄が開通する予定。さらに、江蘇省南通市や山東省済南市でも地下鉄建設が国家発展改革委員会に批准されており、地方都市での地下鉄建設ラッシュが進む。中国政府としては、都市インフラの建設によって景気の下支えを図る狙いがあるようだ。地下鉄の沿線地域では、不動産価格の上昇が見込まれている。

大連では、5月に初めて地下鉄が開通した