北前船交易の街・酒田を伝える

 日本一の地主と言われた本間家や、井原西鶴の「日本永代蔵」に登場する廻船問屋の鐙屋の繁栄に代表されるように、江戸時代には日本海側有数の商港都市として栄えた山形県酒田市。市内に本社を置くキューブワン情報は、近年、県内のIT市場で地域密着型のソリューションベンダーとして存在感を高めている。

 同社の芳賀吉徳社長が、取引先との会合や商談、接待など重要な場面で活用するのは、江戸時代後期創業の老舗料亭「香梅咲」だ。地元の旬の食材を京懐石に落とし込んだ料理が売りで、西廻り航路を通じて上方文化が流入した影響を色濃く残す。とくに、夏の貝料理、秋のきのこ料理は評価が高い。

 「歴史に裏打ちされた酒田の文化を感じてもらえる貴重な場所。県外からいらしたお客様に大変喜んでいただいている」と、芳賀社長は料理の質、雰囲気ともに太鼓判を押す。(霞)


山形県酒田市日吉町1丁目3-16
0234-23-3366
5000~1万円