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▼3月31日深夜、マイクロソフトの東日本リージョンで大規模障害が発生し、Azureのサービスの多くが利用できなくなった。3月だけで3回の大きな障害を起こしたことになる。

▼今回の障害は翌4月1日まで長引いたが、エイプリルフールのネタというには少々影響が大きかった。「国内の二つのリージョンでDRを構成することができる」「日本の法律に従ってDC内のデータが取り扱われる」など、先行するAWSにはなかった特色(本号2面記事に詳細)を評価してAzureを採用したユーザーは少なくないが、SNS上でも、彼らの「困った」という切実な声は目立った。

▼これは、見方を変えれば、Azureがそれだけ日本市場のニーズにマッチしたサービスとして浸透しつつあることの証左でもある。だからこそ、この連続大規模障害はマイクロソフトにとって痛い。

▼とはいえ、Azureに限らず、どのメガクラウドベンダーもトラブルと無縁ということはない。ユーザー側にも、パブリッククラウドのメリットと使い方、各社サービスの選び方などをあらためて冷静に考える姿勢が必要だろう。(霹)