中国の読書文化といえば、近年は若者層を中心に、モバイル端末を通じた読書が盛ん。地下鉄では、ゲームや動画コンテンツを愉しむ中国人が多いが、なかには読書にいそしむ若者の姿も一定数みかける。調査会社の艾瑞咨詢(iResearch)によると、中国のモバイル端末を通じたデジタル閲読ユーザー数は2億6500万人。電子書籍の閲覧や読み放題のサービスを提供するIT企業も増えている。
 

立ち読み感覚で試し読みできる「網易蝸牛読書」

 インターネット大手の網易は、4月23日の「世界図書・著作権デー」に合わせて、1日1元からの格安読み放題サービス「網易蝸牛読書」のiOS版をリリースした。特徴は、毎日一時間の無料閲覧を提供していること。特定書籍のみ無料閲覧を可能とする他社サービスと異なり、無料時間内にはすべての書籍を閲覧できる。

 ある中国人は、「まるで書店を訪問したかのように、気になった書籍を実際に試し読みできるので便利だ」と話した。立ち読み感覚で使える点が魅力というわけだ。