▼先日、初めて韓国・ソウルを訪れた。あたりまえだが、日本との違いが目につくものだ。例えば、ソウル市民の身近な移動手段はバスだ。専用レーンが用意され、渋滞の影響は小さい。

▼停留所は中央分離帯側にあって、日本でいうと路面電車のイメージに近いかもしれない。地元っ子は、乗り換え案内アプリなどを駆使してこれを器用に乗り継ぐ。老若男女、現金での決済をまったく見なかったのも印象的だった。そういえば、韓国ではフィンテックベンチャーの活動が盛んで、海外進出にも意欲的だ。

▼地元の有力ERPベンダーのプライベートイベントを取材したが、ここでは、韓国通信事業大手・SKテレコムの情報システム会社とソリューション連携し、韓国企業のデジタル変革を進めていくというプレゼンもあった。オープンイノベーションによるデジタルビジネスへの注力は、日本と変わらずといったところか。

▼彼らは、日本、中国、東南アジアにも本格的に進出しようとしている。内需の小ささ故という事情はあるかもしれないが、韓国ベンダーのチャレンジする姿勢には率直に拍手を送りたい。(霹)