▼ランニングの途中、2時間を超えたところで、意識が遠のき、急に体が動かなくなった。ハンガーノックという、いわゆるガス欠の症状である。しばらく休憩すると、体脂肪からエネルギーが供給されるためか、歩けるほどに回復した。幸い軽い症状でよかったが、最悪の場合は生命の危機に陥ることもあるという。あなどれない。

▼働き方改革を追い風に、モバイル環境を充実させる企業が増えた。スマートフォンで心配なのは、電池切れというハンガーノック。頼みのモバイルバッテリを忘れて、青くなったことは何度もあるのではないだろうか。

▼2020年1月にウィンドウズ7のサポートが終了する。サポートというエネルギーの供給が止まる。ウィンドウズXPのときは、リプレース特需の影響によって一部ではPCの供給が止まった。ハンガーノックの嵐状態。IT業界は早めに動かなければならない。

▼ランナーは、ハンガーノックになるまで置かれた状況に気がつかない。IT環境でもソフト側は複雑だ。長らく活用している業務システムは、順調のようでも、ビジネスの現場にエネルギーを供給できていないかもしれない。(風)