▼夏の夜空、織女星と牽牛星が年に一度だけ会えるという「七夕伝説」は、ロマンチックな物語として今に伝えられている。残念ながら新暦の7月7日は、たいてい梅雨の真っ最中。なかなか星が見えない。

▼国立天文台では、旧暦の7月7日に近い日を「伝統的七夕」と定めて、星空観察を推奨している。今年の伝統的七夕は8月17日とのことだ。ちなみに、伝承元の中国では今でも旧暦に合わせて七夕の行事を行っている。

▼この7月27日、7年ぶりに「日中情報サービス産業懇談会」が山東省で開催される。日本の情報サービス産業協会(JISA)と、中国を代表する業界団体の中国ソフトウェア産業協会(CSIA)の交流は、尖閣諸島を巡る政治的摩擦や、中国の人件費高騰で従来のオフショア開発が行き詰るなど、日中間の雲が厚く、一時中断していた。

▼年に一度、雨が降らない日しか会えない織女星と牽牛星。ロマンチックなのはいいが、それでは変化のスピードについていけない。日中の情報サービス業界も今回の再会をきっかけに、開催の回数を見直してはいかがだろうか。(寶)