▼200リットルを超えるペットボトルのミネラルウォーターを購入し、有事に備えた。いわゆる2000年問題を控えた年末のことである。結果は大方の予想通り。新年を迎えても社会が混乱することはなかった。

▼西暦の下二桁のみで処理をしていた古いシステム。2000年問題の原因の一つだが、ストレージが高価な時代では、データ量を減らすために必要な対応だった。二桁でも無策だったわけではない。

▼「2000年問題」以降、乱立するようになった「20XX問題」。直近の問題は、東京五輪以降のリセッションを意味する「2020年問題」だ。多くの企業が、不景気に強いビジネスへの取り組みを強化し始めている。もう少し未来の問題といえば、人工知能によるシンギュラリティを意味する「2045年問題」だが、現時点ではノストラダムスの大予言レベル。信じるのも良し、疑うのも良しである。

▼2000年問題を乗り切って、残されたミネラルウォーターの消費方法を思案しているところに、正月のあいさつをかねて知人が遊びに来た。お土産にちょうどいいかと思ったが、彼が持ち込んだのも箱買いしたミネラルウォーターのペットボトルだった。(風)