▼マシンルームのサーバーに置かれた安定運用祈願のお札。安定稼働を願っての神頼みである。複数台が設置されたサーバールームの一角で見かけるたび、「またこのサーバーか」などと、頻発するトラブルに困窮している様子が思い浮かぶ。

▼オンプレミスからクラウドへというシステム環境の変化により、気になるのがお札の役割。居場所を失うのか、雲の向こうに行くのか。海外勢が席巻するクラウド市場だけに、神様でさえ、グローバル化の流れを無視できない。お札に多言語化の圧力、となるのか。

▼ウィンドウズ7のサポート終了日が迫る一方で、実はしぶとく現役を続けているウィンドウズXP。平成時代前半に流行ったクライアント/サーバー型のシステムは、OSへの依存度が高いため、簡単には移行できない。いずれは、ウィンドウズXPのシェアが、ウィンドウズ7を抜きそうだ。新品のXPパソコンは、いまだに購入できる。

▼古き時代のマシンルームには、安定運用祈願のお札と共に、二枚の付箋紙が貼られていることがあった。一枚は、管理者権限のパスワード。もう一枚は、担当エンジニアの自宅電話番号。遠き昭和の景色である。(風)