▼スーパーの野菜売り場で菜の花を見かける時期になった。緊急事態宣言は延長されたが、新型コロナウイルスの感染拡大は落ち着き始めているように見える。春に向けて状況が着実に好転していくことを祈る。

▼2月半ばのイベントと言えばバレンタインデーだが、今年はチョコレートの消費も強烈なブレーキがかかりそうだ。義理チョコ需要はもともと減っていたと見られるが、テレワーク中心の業務環境で例年通りのバレンタイン需要は望むべくもないだろう。

▼報道によれば、メーカーや百貨店は家族や大事な人向けの“本気”の贈り物用途で、高額な商品の付加価値を積極的にアピールしていく方針だという。庶民の日常のお菓子を提供しているメーカーも、高額商品での話題づくりを狙う。苦しい市場環境でも、プレゼンスをいかに発揮するかは大事なテーマなのだ。

▼3月期決算のITベンダーの第3四半期決算が続々発表され、21年度の着地点が見えてきた。売上高はともかく、なんとか利益は確保して21年度の反転攻勢にかけるというケースが多そうだ。DX需要に期待を寄せる声も大きいが、提供できる“価値”がよりシビアに問われることもお忘れなく。(霹)