予防策はコロナも同じ

 冬は風邪をひきやすい季節だ。日本呼吸器学会によると、風邪は正式には「かぜ症候群」と呼ばれるそうで、「あらゆる年齢層に発症し、健常な人の大半が罹患(りかん)するごく普通の疾患」とされている。
 

 風邪は、原因微生物の80~90%がウイルスで、その数は200以上あるという。一度感染しても、別のウイルスが原因で繰り返し風邪をひくことがあるため、「風邪の特効薬ができたらノーベル賞もの」と言われてきた。

 症状も多様で、発症すると、発熱や悪寒、頭痛、全身倦怠感などの症状に見舞われる。「風邪は万病の元」とも言われるように、風邪がきっかけで別の症状が出ることもある。

 2020年以降、世界で新型コロナウイルスの感染拡大が報告され、経済などに深刻な影響が出た。脅威とされる新型コロナウイルス感染症だが、実は「ウイルス性の風邪の一種」(厚生労働省)と位置づけられている。

 風邪を予防するためには、手洗いや咳エチケットなどが有効なのは言わずもがな。引き続き感染の拡大が懸念されている新型コロナウイルスについても、予防策は同じだ。(鰹)


由来
江戸時代に相撲で名をはせた横綱・谷風が、1795年(寛政7年)の旧暦1月9日、風邪で死去したとされることにちなむ。