▼サッカー日本代表が、ワールドカップ(W杯)カタール大会アジア最終予選第9戦でオーストラリアに2―0で勝利した。初戦で敗戦するなど、予選は苦しい状況が続いたが、結果として7大会連続7度目となるW杯への出場を決めた。

▼今ではW杯常連国となった日本代表だが、かつてはW杯の出場は「悲願」とされていた。1993年の「ドーハの悲劇」では、今の日本代表を率いる森保一監督が選手として出場した。あと一歩でW杯出場を逃した悔しさは、今回の予選では勝利への執念に変わったのだろう。

▼変わったといえば、試合の視聴方法も変化している。過去には地上波の中継が一般的で、テレビの前で手に汗握る展開を観戦していた。しかし、今回の予選では、日本代表がW杯出場をかけて臨んだオーストラリア戦を含めて、アウェーの試合は映像配信サービスDAZNがインターネット経由で独占配信した。

▼DAZNの中継によって、テレビの前だけでなく、さまざまな場所で試合を観戦できるようになった。中継の主役はピッチで奮闘した日本代表だが、通信インフラなどのITを活用し、試合の模様を伝え続けたスタッフにも拍手を送りたい。(鰹)