将来的には、「個人市場での販売はもとより、法人向け市場においても、直販及びすでに提携している流通チャネル各社との協業関係を強化しながら、ソリューションビジネスの推進で拡販を図る」(陳課長)という。当面はOEM販売を中心に法人市場での売り上げを伸ばしていく。ベンクグループ全体の売上高は、00年度が約3200億円、01年度が約4600億円。エイサーグループ全体の4分の1を占めていた。陳課長は、「国内の売上高は、昨年度が約12億円。今年度は約18億円を目指す」と意気込む。なお、社名の由来について、「『Bring Enjoyment and Quality to Life(生活に楽しさとクォリティを)』をコンセプトにした製品を次々と開発していきたい」(陳統括部長)と語った。