店頭流通

ソニーマーケティング 大阪でバイオフェア

2002/08/05 18:45

週刊BCN 2002年08月05日vol.952掲載

 ソニーマーケティング(小寺圭社長)は、7月13-14日の2日間、大阪で「バイオフェア」を実施、同地区でのパソコンシェアが5-7ポイント増えたことを明らかにした。大阪は、これまで「バイオ」のシェアが全国平均より3-5ポイント低かった。

シェアが5-7ポイント拡大

 大阪に先行して実施した福岡、名古屋での集中販促活動のノウハウを生かし、大阪でのシェア拡大を実現。盛り上がりに欠けた2002年夏商戦の需要を喚起した。また、今回のフェアを行うことで、各販売店にバイオの販売提案を訴求できたという。

 ソニーマーケティングのITマーケティング部プロモーションMKグループ・岡田直樹プロモーションプランニングマネジャーは、「地方での集中販促活動では、まず地域特性の調査が重要。今回は、バイオのシェアが全国平均より3-5ポイント低い大阪だったため、徹底的な地域リサーチと名古屋や福岡での集中販促のノウハウを生かした」と話す。

 具体的には、駅などでの交通広告や、「バイオ」のロゴが光る宣伝用大型トラックの運行、阪急梅田駅の大型スクリーンでの30秒広告などを行った。なかでも最大の特徴は、ショップの店員を地域限定のテレビCMに起用したことだ。「各店舗からの情報発信という形を前面に押し出し、店舗誘導をより具体化した」と強調する。

 店頭での販促活動「バイオフェア」では、大阪におけるバイオのシェアが通常より5-7ポイント上がった。岡田プロモーションプランニングマネジャーは、「販売店の店員に対し、バイオを核とした周辺機器の販売提案を訴求できた」としている。
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外部リンク

http://www.sony.jp/