店頭流通

アジェンダ 費目を自動分類する「ミラクル家計簿」

2002/10/14 17:00

週刊BCN 2002年10月14日vol.961掲載

 アジェンダ(松井文也社長)は、「ミラクル家計簿」を4800円で11月14日に発売する。パソコンユーザーの2割は、家計簿ソフトの潜在ユーザーとされるが、実際に購入したものの長続きする人はかなり少ないのが実情。同社では、2年前まで「やりくり上手」という家計簿を販売していたが、挫折する人が多いため、一から設計をやり直し、今回のミラクル家計簿を開発した。

 これまでの家計簿の最大の難点は、入力が難しく、とくに分類が煩雑な点にあったと分析。これを解決するために「自動分類機能」を搭載した。

 これにより、例えば「たまご98円」と入力するだけで、「食費」―「副食費」の品目を検索、自動で入力できるようにした。検索リストにない商品は、自分で品目を設定できる。

 集計機能の充実も図り、グラフ機能や家計分析機能で、家計のバランスをワンタッチで表示できるようにした。

 来年3月までに1万本の販売を目標にしている。

 Macユーザー向けには、「ぱぱっと家計ノート」を4800円で発売する。Macの最新OSv10.2に対応した。

 さらに、デジタルアルバム作成ソフト「アルバムマスターVer.2」を5800円で11月15日に発売する。デジタルカメラで撮った写真の取り込みからデザインまで、簡単な操作でイメージ通りに仕上げられるようにした。ミノルタ製の写真補正機能を搭載、シーン別補正などが簡単にできるようにした。
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