店頭流通

米メイソンウェア イルミネーション採用のPC用スピーカー発売

2004/07/05 17:00

週刊BCN 2004年07月05日vol.1046掲載

 パソコンおよびゲーム専用機向けのスピーカーを発売する米メイソンウェア(テネシー州、ブレント・ウェアCEO)は、イルミネーション採用のパソコン用スピーカーを日本で販売開始した。7月5日から出荷を始め、マイクロジスティックスジャパン(阿部川久広社長)を通じ、九十九電機およびDOS/Vパラダイスが店頭販売を行っていく。マイクロジスティックスジャパンでは、「今後取り扱い店を拡大するほか、ウェブを通じた直販も行いたい」(阿部川社長)としている。

 メイソンウェアのスピーカーは、「音質の高さに加え、スピーカーの前面に赤、青、緑のイルミネーションを採用することで、これまでにないエンタテインメント性を実現したのが特徴」(ウェアCEO)という。「光るスピーカーというと、音質は二の次だという印象を持つかもしれないが、1度音を聞いてもらえれば、その良さを体感してもらえる。米国でも、実際に音を聞いてもらう手法によって顧客層を広げている」(同)としている。

 米国ではベストバイの約200店舗をはじめ、コンプUSAやラジオシャックでも展示販売を行い、実演することで販売数を増やしている。「特に10-20代のヒップホップ系の若年層に高い人気を誇っている」という。

 日本で販売するのは、ローエンドの「E2」(価格6090円)、普及モデルの「M1」(同1万290円)、2.1chの上位モデルとなる「A2」(同1万5540円)、5.1chスピーカーの「M5」(同1万8690円)の4機種。いずれも、パソコンやゲーム機、CD/DVDプレーヤーなどに接続することが可能だ。

 メイソンウェアでは、日本でも「光るスピーカー」としてのイメージを定着させ、指名購入による販売を促進させたい考え。
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