店頭流通

ソフマップ リユース事業が順調に拡大 買取量が2-3割増で推移

2004/08/09 18:45

週刊BCN 2004年08月09日vol.1051掲載

 ソフマップ(山科光男社長)のリユース事業が順調に拡大している。2004年度(05年2月期)に入り、パソコンやDVDレコーダーなどの買い取り量が前年同月比20-30%増で推移している。夏商戦の幕が開けた6月は、中古パソコンの販売台数は前年同月並みだったが、DVDレコーダーが3倍以上に伸びた。同社では、アロシステムやエディオンとの業務提携を今年度中に本格化させ、全国規模での販売網を構築する方針。

 ソフマップのリユース事業は、昨年度(04年2月期)の売り上げが249億円となり、全体の売上高1136億円の21.9%を占めるまでになった。同社では、リユース事業の売上高を06年度までに昨年度の約1.5倍にあたる380億円まで引き上げ、売上構成比で26%以上を占める事業まで拡大させる計画だ。

 今年度に入ってからのリユース事業の売上構成比は、全体の23-24%を占めているという。パソコン本体をはじめ、DVDレコーダーやソフトウェアなどの買取量が前年同月比20-30%増と、商材の増加が販売の伸びにつながっている。

 夏商戦に突入した6月は、コンシューマ向けパソコン市場が伸び悩み、新品パソコンの販売台数が落ち込んだ。一方、中古パソコンの販売台数は前年同月並みで、新品と比べれば若干持ちこたえている。

 一方、デジタル家電機器のDVDレコーダーは大幅な伸びを示した。6月は新品と中古ともにDVDレコーダーの販売台数は前年同月の3倍以上に達しており、夏商戦の主力商材として位置づけている。

 リユース事業を拡大するにあたり、ソフマップでは買い取りおよび販売チャネルを全国規模に構築することを掲げている。「パソコン工房」を運営するアロシステムと昨年末に結んだ中古FC(フランチャイズチェーン)に関する業務提携については、今年7月末の時点でソフマップの中古FC「ソフマップ・ユーフロント」をパソコン工房11店舗内に設置。今年度中には80店舗まで拡大する計画を立てている。エディオンとのリユース事業に関する業務提携では業務提携委員会を設置し、どのような形態で行っていくかを詰めている。

 買い取りサービスは、店頭での引き取りや、自宅まで指定配送業者が引き取りに行く「らくらく買取サービス」に加え、日本郵政公社との協業により「ゆうぱっく」で中古ソフトの買い取りサービスもこのほど開始。ユーザーが気軽にパソコンなどを下取りに出せる環境を整えている。
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