店頭流通

アマゾン 大型家電の取り扱いを強化 冷蔵庫や洗濯機などの設置工事もOK

2006/05/01 18:45

週刊BCN 2006年05月01日vol.1136掲載

 アマゾン ジャパン(ジャスパー・チャン社長)は、今年3月から冷蔵庫や洗濯機など設置工事が必要な大型家電の取り扱いを開始した。4月18日の時点で工事が必要な大型家電を200点揃えており、今後さらに大型商品を拡充していく方針だ。

 同社は昨年11月に物流センターを従来の約4倍規模に拡大。24時間以内に発送できる商品ラインアップの強化や、大型商品の保管、ローコストオペレーションを推進してきた。旧物流センター当時は、設置工事を必要とする大型家電は取り扱っていなかったが、配送業者の佐川引越センターに設置工事を委託することで、洗濯機などの取り扱いに対応。大型家電の大幅な拡充を図った。

 そのほか、新物流センター開業後、24時間以内に発送できる商品が、「4-5か月の間に旧物流センター時代の2倍、エレクトロニクス、スポーツ、DVDについては3倍に拡大」(チャン社長)しており、リードタイムの圧縮に成果を上げている。
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