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携帯電話データ編集・管理ソフトの市場動向

2006/11/27 16:51

週刊BCN 2006年11月27日vol.1164掲載

ソースネクストに差を詰め、三つ巴の争いに

 ソフトメーカー関係者によると、ナンバーポータビリティ開始で、携帯電話データ編集・管理ソフトが売れるという相乗効果が現れつつあるそうだ。ナンバーポータビリティに呼応して新製品を投入したメーカーも多い。

 ただ、BCNランキングを見る限り携帯電話関連ソフトの売れ行きに変化はないが、メーカーのシェア争いが一段と熾烈化しつつある。これまではソースネクストが半数近いシェアを獲得し市場を席巻してきたが、10月後半を境にトリスターとジャングルが躍進。市場は三つ巴の様相へと変わりつつある。

 11月6-12日の製品別販売本数シェアは、ジャングル「携帯マスターNX FOMA用 番号ポータビリティ開始記念キャンペーン版」が14.8%でトップ。ソースネクスト「携快電話14 FOMA USBコード付き」(10.7%)、トリスターの「携帯万能17 FOMA・SoftBank(Vodafone3G)用標準版」(10.7%)が続く展開。ジャングルは記念特価の1480円が奏功した。
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