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KVM切替器の市場動向

2007/02/05 16:51

週刊BCN 2007年02月05日vol.1173掲載

3社が接戦、売れ筋も僅差に

 12月のKVM切替器市場は、販売台数が前年同月比で6%減、金額ベースでは18%減と、やや精彩を欠く動きとなった。

 1月15-21日のベンダー別販売台数シェアは、コレガが21.5%でトップ。以下はサンワサプライ(21.0%)、ラトックシステムズ(20.6%)が上位陣を形成、3つ巴の争いが続いている。

 金額ベースでは、ラトックシステムズが25.5%のシェアをとりトップであった。

 機種別ではエレコムのPS/2対応2ポートパソコン切替器(2台切替)「KVM-KP2N」が6.8%でトップ。バッファローのパソコン自動切替器 (2台用)「BKVM-P2A01」(5.6%)、サンワサプライのCPU自動切替器(2:1)「SW-KVM2CP」(5.3%)が続く展開だ。

 PS/2対応が市場の7割を占めており、USB対応は3割の比率だ。製品別で目につくのはサンワサプライの「SW-KVM2CP」。2003年5月の発売で息の長い人気製品となっている。
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